「40代になり、気づいたら目元がどんよりとしていた」「目が腫れぼったくなった」という方は多いですよね。
私も最近はまぶたが垂れ、なんだか目元が細くなってしまい、年齢を実感しています…。
まぶたのたるみの一番の原因は、やはり「加齢」です。
年を重ねるごとにまぶたにあるコラーゲンや皮下脂肪が減り、”だるん”と皮膚が余ってしまうため、まぶたが垂れてしまうのです。
でもまだまだキレイでいたい!ですよね。
ここでは今すぐ簡単にできるまぶたのたるみ対策を5つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。
少しでもまぶたのたるみを少なくして、若々しい目元を取り戻しましょう!
目次
まぶたのたるみの原因の一番は「加齢」によるもの

まぶたがたるみ、皮膚が垂れてしまう原因はいくつかありますが、一番の大きな要因は「加齢」だと言われています。
加齢による体内の「コラーゲンの低下」や「筋肉の衰え」が、顔の中でも最も繊細な目元部分に出やすくなるのです。
では、加齢によってまぶたにはどのような現象が起きているのでしょうか。
「コラーゲンの低下」と「筋肉の衰え」について、具体的に見てみましょう。
コラーゲンの低下
肌内部に存在するコラーゲンは、肌のハリや弾力を支えています。
このコラーゲンの質や量は20代をピークに減少し、肌表面にある表皮を支えきれなくなります。
その結果、ほうれい線やおでこのシワ、たるみといった、老化現象が起こりやすくなります。
まぶたが”だるん”とするのは、まぶた自体にハリや弾力がなくなり、自らの重さを支えられなくなるからです。
さらに年齢を重ねると、今度は表皮自体が薄くなっていきます。
年とともにシワやたるみがさらに深くなっていくのは、コラーゲン低下で表皮がどんどん薄くなるからなんですね。
筋肉の衰え
まぶた周りの筋肉の衰えも、たるみに影響を及ぼします。
まぶたの周りにある眼輪筋は他の筋肉に比べてとても薄く、衰えが現れやすいと言われています。
表情筋も年齢によって衰えるため、繊細なパーツである目元付近は、特に老化が進行しやすくなります。
まぶたのたるみは、顔全体にも影響が出やすい

まぶたのたるみは、顔全体にも影響を及ぼします。
まぶたの筋肉が衰えると、まぶたを上げるのもぐっと力を入れなければいけません。
目をパッチリ開けようと頑張った結果、眉毛が上がり、おでこにシワが寄ることはないでしょうか。
私も「まぶたのたるみ」と「おでこのシワ」、両方悩んでいたので、まさに無意識に眉毛をあげていた結果のようです。
まぶたがたるんでいると、まぶた自体がなんだか重く感じますよね。
- 気を抜くと”眠そう”と言われてしまうので頑張って目を開く
- 何かをしっかり見る時に目を開く
こんな風にいつも目やおでこに力を入れていると、顔全体にシワやたるみが出るばかりでなく、肩こりや頭痛といった症状までも引き起こしまうので、注意が必要です。
まぶたのたるみは、気になった時に対処しないと顔全体の老化が進んでしまうんですね
今すぐできる「まぶたのたるみ対策」5つを紹介

まぶたのたるみは加齢とともに進んでいきます。
何もしないと、今よりも良くなることはありません。
まぶたのたるみに気づいたら、まずは今すぐできることから取り組むのがおすすめです。
自宅で手軽にできる、まぶたのたるみ対策5つを紹介します。
❶マッサージ
目元の皮膚は、顔の中でもとくに繊細です。
直接目の周りを触るマッサージは、上手くできれば効果は高いですが、間違った方法では逆効果になってしまうこともあるので気を付けましょう!
YouTubeでは上瞼のたるみをピンポイントでマッサージできる動画が数多くあります。
マッサージをする時には動画を見ながら、正しいやり方で行うのがおすすめです。
また、おすすめなのは、頭の皮膚のマッサージです。
顔の皮膚は頭と繋がっているため、頭皮をほぐしてあげるとまぶたもスッキリします。
ちょっとした隙間時間に、生え際にこぶしを当ててグリグリとするだけでも効果ありです。
特に耳の上あたりにある側頭筋をほぐしてあげると、本当に気持ち良い!
❷筋トレ
加齢とともに衰えてしまったまぶたの筋肉を鍛えるには、筋トレがおすすめです。
目の周りの筋肉である眼底筋を鍛えると、上まぶたのたるみだけでなく、目元のシワやクマにも効果があります。
特に最近はスマホやパソコンを眺める時間が多い方は、目を動かすことが少なくなっています。
「ウインク」や「まばたき」といった簡単な筋トレでも、普段眼底筋を動かさない人にとってはとても良い運動になりますよ。
❸紫外線ダメージの予防
まぶたのたるみが起きる一番の原因は加齢ですが、同じように大きな要因となっているが「紫外線」です。
紫外線は老化現象の多くの原因となっていますが、まぶたにとっても良くありません。
紫外線によるアレルギーでまぶたが腫れる方もいるようです。
痒みから目をこすってしまうと、皮膚にダメージが加わり、まぶたのたるみを引き起こしやすくなります。
日中、顔全体にUVを塗る方は多いと思いますが、まぶたへ塗るのを忘れている方はいませんか?
私もついついまぶたに塗るのを忘れてしまいがちでした。
でもまぶたのたるみに紫外線が良くないって知ってからは、UV下地をしっかりとまぶたに塗るようにしました!
アイメイクの崩れが気になる方は、UV下地を塗ったあとに軽くパウダーを乗せるようにすると良いですよ。
❹生活習慣の改善
まぶたのたるみは、普段何気なく行っている生活習慣が原因になることもあります。
目を擦ったりするクセやパソコンやスマホの長時間利用、ハードコンタクトの長期間使用など、目元への負担をかけ続けていると、上まぶたのたるみは起こりやすくなります。
目を触るときはやさしくそっと触れる、ハードコンタクトからソフトコンタクトにしてみる、スマホの利用時間を少し減らすなど、意識的に改善していくことが大切です。
❺目元専用美容液
まぶたのたるみに気づいたらすぐに取り入れたいのが「目元用美容液」です。
様々なメーカーが目元の乾燥や小じわに効く、アイクリームや目元美容液を販売しているので、すでに使っているという方も多いでしょう。
顔全体のクリームと目元用美容液の違いは、成分やテクスチャの違いが大きいです。
目元の皮膚は顔のなかでも特に薄く、非常にデリケートなため乾燥によるダメージを受けやすい部位だと言われています。
だからこそハリがなくなりやすく、まぶたのたるみといった悩みが出やすくなるのですね。
「いつも顔全体にクリームを塗っているよ」という方でも、まぶたのたるみが気になり始めたら(できたら気になる前に!)目元用美容液を普段のケアに追加するのが大切です。
まとめ
上まぶたのたるみの原因の1番は加齢によるものです。
特に昔からまぶたが腫れぼったいと感じている方は、年齢を重ねるごとにたるみが出やすくなるかと思います。
加齢によるコラーゲンの低下や筋肉の衰えは、誰にでもあるものです。
ですが、きちんとケアすることで、まぶたのたるみを改善することは可能!
たるみに気づいたら今すぐできることに取り組みましょう。
- マッサージ
- 筋トレ
- 紫外線予防
- 生活習慣の改善
- 目元用美容液の使用
ちょっとしたことでもやるのとやらないとでは差が出ます。
まぶたのたるみを改善して、自分の今の顔を好きになりましょう!