ふと気づいたら「瞼のたるみがひどい」「目が腫れぼったい」なんてことありませんか?
最近増えているまぶたのたるみの原因が、スマホの長時間利用によるものです。
私もその一人ですが、毎日スマホを朝から夜まで使っているという方は多いですよね。
スマホの長時間利用は目の疲れだけでなく、姿勢の悪さから筋肉が緩み、老け顔になりやすくなります。
まぶたのたるみが気になったら、スマホを毎日使い過ぎていないかを、まずは振り返ってみましょう。
ここでは、スマホ利用によるまぶたのたるみを防ぐポイントを紹介します。
毎日のスマホ利用を少し見直すだけで、まぶたのたるみの悪化を防ぐことができますよ
目次
スマホの長時間利用で瞼のたるみが起こる2つの理由

最近はSNSなどで常にスマホを利用していることが多いため、比較的若い世代の人でもまぶたのたるみが起きています。
スマホの長時間利用による目のトラブルは、以前よりも深刻になっているそう。
普段何気なく使っているスマホの利用で、上まぶたが垂れてしまうなんて怖いですよね。
ではなぜ今、スマホの長時間利用でまぶたのたるみが起きているのか。
「目の疲れ」と「姿勢の悪さ」の2つの理由を調べました。
目の疲れ
スマホの長時間利用は、画面を凝視し続けるため目が疲れてしまいます。
まばたきが減り、涙の分泌が少なくなると、ドライアイになってしまうことも。
ただの疲れ目の場合は夜ぐっすり眠ると回復しますが、悪化してしまうと眼精疲労などの目のトラブルへと繋がります。
最近ではスマホをはじめとするデジタル機器の長時間利用による眼精疲労を「デジタル眼精疲労」とも呼ぶそうです。
- 目が重い
- 目が乾く
- 目が充血する
- 光がまぶしい
- 目がかすむ
- まぶたがピクピクする
このような症状が出たら、スマホの使いすぎを疑いましょう。
スマホを長時間凝視することで上まぶたを持ち上げている筋肉も疲れ、まぶたのたるみも起こりやすくなります。
単なる目の疲れであっても、ゆくゆく顔全体の老化にもつながることがあるので、予防するに越したことはありません。
あなどれないデジタル眼精疲労…!スマホから離れて目を少しでも休ませてあげましょう
姿勢の悪さ
スマホをいじっていると、どうしても同じ姿勢を続けがちです。
いわゆる「スマホ首」と言われるストレートネックに知らず知らずのうちになっている方も多いようです。
ストレートネックとは、肩よりも頭部が前に突き出たような姿勢で、肩や首に負担がかかります。
肩や首の筋肉に負担がかかると、その影響が筋膜が続いているおでこや頭皮にまで生じます。
首が本来の位置よりも前に出ることで骨が縮まり、首のシワ、おでこのシワ、顔周りがたるむことも。
スマホを見る正しい姿勢は目のあたり。
あごを引いた状態で、顔から30cm離してまっすぐ見るのが良いと言われています。
とは言っても、まっすぐ見続けるのは大変なので、スマホを固定するスタンドなどがあれば利用するのが良いですね。
どうしても下向きに見てしまいがちですが、まぶたのたるみ予防にはまっすぐ見るのがおすすめです
スマホによる瞼のたるみを防ぐポイント

スマホの長時間利用による目の疲れや姿勢の悪さが、まぶたのたるみを悪化させてしまいます。
では具体的にどのようなことに気を付けたら良いでしょうか。
いくつか普段の生活でできるポイントを紹介するので、ぜひ取り組んでみてください。
目の乾燥を防ぐ
スマホを見続けるとまばたきが減り、目が乾燥しやすくなります。
ドライアイになってしまう前に、対策をしましょう。
- 1時間スマホを使ったら10分目を休める
- 意識的にまばたきを行う
- 加湿器を使うなどして、周りの空気を乾燥させない
- 蒸しタオルで目元を温める
- 目薬を定期的にさす
スマホ使いすぎかなと思ったら、目薬をさして少しの時間目をつぶって休むだけでも違いますよ
暗い部屋の中では使わない
夜寝る前に暗い部屋の中でスマホをいじっている方、多いですよね。
スマホのブルーライトは強く、目の奥にある網膜まで到達してダメージを与えると言われています。
暗い部屋の中でブルーライトを浴び続けると、ダメージは昼間の何倍にもなるそう。
また、寝る前にスマホを見ると睡眠の質も下がり、疲れ目の回復ができなくなることでたるみも起こりやすくなります。
なるべく夜寝る前はスマホを手放すよう心がけましょう。
通勤・通学の電車内では見ないようにする
意外と盲点なのが、通勤・通学時の電車内でのスマホ利用です。
電車内ではスマホをずっと見ている方が多いですが、電車が揺れることで視点も動くため、目への負担が大きくなります。
目の負担を考えると、電車内ではスマホを見ないようにして休ませてあげましょう。
毎日の積み重ねで目へのダメージが大きいので、これはぜひ改善したいポイントです
目の体操をする
ずっとスマホを見ているとほとんど目は動かず、目の周りの筋肉が凝り固まってしまいます。
疲れ目になってしまう前に、目の周りの筋肉をほどしてあげることで血流を良くしましょう。
- 目を強く閉じたり開けたりを繰り返す
- 目を閉じたまま右回り・左回りに10回ずつ動かす
- 頭は固定したまま眼球を上下左右に動かす
- 近いところと遠いところを交互に見る
隙間時間に目を動かすようにすれば、眼精疲労を防ぐことができますよ。
身体を動かすようにする
姿勢の悪さが筋肉を疲れさせ、まぶたのたるみまで引き起こしてしまいます。
なるべく下を向かないような正しい姿勢を維持するのはもちろん、簡単なストレッチで身体を動かすようにすると効果的です。
- 首を横に寝かせるように、あごを引きながら左右に倒す
- 目線をまっすぐ保ちながら、首だけ横向きに動かす
- 手を組んで上にぐーっと引き伸ばす
- 背中で両手を組んで、肩が上がらないようにしながら上げる
首や肩回りのコリをほぐしてあげることで眼精疲労が少なくなります。
眼精疲労をなくして、まぶたのたるみの悪化を防ぎましょう!
まとめ
スマホによる瞼のたるみは、気を付けないと若い方でも起きます。
同じ姿勢で長時間使うことで身体や顔の筋肉に負担がかかりますし、目の疲れが眼精疲労・ドライアイになることも。
スマホたるみを防ぐためには、普段の生活でできることからコツコツ気を付けましょう。
- 目の乾燥を防ぐ
- 暗い部屋の中で使わない
- 通勤・通学の電車の中ではスマホを使わない
- 目の体操をする
- 身体を動かすようにする
ちょっとしたことでも、まぶたのたるみをひどくさせる要因を減らすことで、目元を若々しく保てますよ!